風呂なし、便所なし、甲斐性なし

築50年のボロアパートの部屋で、カップラーメン食べながらネットをするのが俺の日常。テレビをつけたって金持ってる芸人たちがワーワー騒いで笑ってるだけで、俺の心にはなんも響いてこない。乾いた笑いさえ出なくなってしまった。おいしいレストランがどうのこうのと言われても、マトモな家にさえ住めていない俺がそんなもの食べに行くことできるはずもなく、うまそうだなっていう感想より「俺はこんなもん永遠に食えねえんだよ」っていう卑屈な感情しか湧いてこない。

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風呂もなければ便所もない今の部屋。風呂は近所の銭湯に行って、トイレは共同の汚くて臭いトイレ。今時こんなところに住んでるほうが珍しいだろってくらいのオンボロ家屋。気が向いて不動産サイトを覗いてみれば、部屋はキレイだし風呂とトイレもキレイだししかも別々、入口はオートロック。俺からしてみれば、オートロックってなんですか?ってレベル。うちはオートロックどころか扉そのものが閉まりづらいっての。



時給800円程度の低賃金でアルバイトして食いつないでるような甲斐性なしに、彼女ができるわけもない。引っ越しだって夢の夢。そんな金はどこにもない。明日の食事だって危ういくらいだ。

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金もない、マトモな職もない。車もないしオシャレな服もない。挙句の果てには、風呂もないしトイレもない。俺にあるのはなんだ?こんなつまらない人生から脱却したいと考えながらも、結局実行に移す行動力もなんにもない俺は、ずっとこのままなのかなって思いながら湿った布団で毎日寝てるだけ。宝くじが当たることだけ夢見てる悲しい俺の確かな現実は、とてもさみしい。