世界から見た日本語

我々日本人は日頃当然のように日本語を話していますが、
じつはこの「日本語」なんですが、
外国人から見て世界の中でも、習得が難しい言語のようです。

日本語には接続詞を始めとして、敬上語や男性語・女性語・・・というように、
かなりきめ細かな使い分けがありますね。

異文化コミュニケーションコース | 人文コミュニケーション学科 | 茨城大学 人文学部

例えば、自分自身を表わす言葉でも「私」という場合もあれば、
口語では「俺」といったり、「僕」と言ったり、TPOによって千変万化です。

これが女性形となると、またさらに異なるわけですね。
そしてさらにさらに年齢や職位が上の人への「尊敬語」や、
あるいは「敬上語」が絡んできます。

了仙寺・異文化コミュニケーション(1)

もちろん日本語以外の言語にも相手を尊重した言葉使いはありますが、
日本語ほどではないでしょう。

ところが英語となると、自分のことを表現するには“I”のみです。
自分自身を強調したい場合などは、“I”を発音するときに、
アクセントを大きく付けたり、身振りで表わしたりするようですね。

仙台 こども英会話

つまり言語そのものにキメ細かな配慮がされておらず、
身体言語とでもいうべき、
身体の動きや発音の強弱を補助手段として表現するのです。

このように、言語によってその難しい部分はまちまちだと思いますので、
どの言語の習得が易しいとか、難しいということは言えないと思います。

しかしその基本部分となると、
英語は日本語よりもかなりシンプで、おぼえやすいのです。

結果的に世界中に普及していったのではないでしょうか。

世界が見た日本語(と日本文化)のもう一つの特徴として、
「神秘性」があるようです。

日本独特の「禅」「空手」「忍者」「茶道」といったものは、
外国人から見ると「神秘」そのものなのです。

そのため、外国人のアクションスターで日本へ来て合気道を学び、
日本人の女性と結婚してしまった人もいるほどです。

私のアメリカ人の友人も日本で長年にわたり、
日本のマーシャルアーツ空手を修めた人がいました。

日本人の良いところ悪いところ、ということでよく言われるのが、
日本人は自分の考えをハッキリと主張しない、とも言われていますが、

日本語の構造はまさにその文化背景がそのまま反映されていますね。

日本語は「膠着語」と言われているように、
長々と話をして最後に結論を話すわけで、悪く言えば「はっきりしない」のです。

しかし欧米の英語や中国語は、まず最初に目的語を示し、
その後でその目的語に対して修飾をしていきます。

このように外国人からは分かりにくい言語と思われているようです。
分かりにくいということは習得もしにくいということなのでしょうね。