天体観測が趣味の彼

友人の紹介で知り合ってお付き合いを始めた彼の趣味が天体観測だって知ったのはお付き合いをはじめて半年くらいたった頃でした。どちらかというと私は街で映画をみたり、また遊園地に行ったりというデートが好きだしそういうデートしかしたことなかったから、彼に突然”俺、天体観測が趣味で天気がいい夜はしょっちゅう星を観に天体望遠鏡をかついで一晩中星を追いかけているんだ!

今度一緒に星を観にいこうよ。きっとすごく感動するよ”って言われました。付き合って半年、その頃はもう彼の事が大好きだったので”うん♥行きたい”って返事をしました。すると彼が”じゃあ、来週の土曜日晴れたら行こうね”って言いました。”えっ?来週の土曜日?今って2月だよね・・・ちょ~寒いじゃん!雨振ってくれないかな~”と心の中で思ってしまいました。

でも祈りもむなしく土曜日の夜はとってもいいお天気でした。彼が天体観測に行く場所はなんと山の中!ますます寒いじゃないですか・・・でも彼が好きだし一回くらいならって思いっきり着込んで天体観測に出かけました。目的地に着くと彼は早速、天体望遠鏡をとりだし天体観測を始めました。そして私に”星はいいよ~毎日違うんだ!何千万光年という彼方から光が届いているんだよ。

それを今見てるんだ。感無量だと思わない?”って聞いてくるんだけど、こっちはもう寒くて寒くてそんな話全く耳にはいってきません。”ほら見て御覧よ。あれが火星で、こっちは白鳥座のアルビレオっていう星なんだ。青とオレンジのすごくきれいな二重星なんだよ”っていろいろ説明してくれるけどもう私は寒さとの戦いでしかありません。星が綺麗だなんて思う余裕もなく”一刻も早く帰りたい”って思うばかり・・・でも久しぶりに来た彼に帰る気配は全くなし。結局、朝方5時までいました。もう2度と行きたくないけどあれからしょっちゅう誘って来る彼。今、お付き合いを続けるか考え中です。